土地の「現況測量」と「確定測量」は、名前が似ているのに
目的・手続き・法的効力がまったく違うため、相続や売却の場面で混乱しやすいです。
“境界トラブルを避けるため 調べておいた方が良いでしょう。
📏 土地の「現況測量」と「確定測量」の違い
🟦 ① 現況測量(げんきょうそくりょう)とは?
今の状態を測るだけの測量。
境界が不明でも、現地にあるブロック塀・フェンス・建物などを基準に「とりあえずの寸法」を出します。
特徴
- 隣地所有者の立会い 不要
- 境界杭の設置 なし
- 境界確認書 なし
- 法的効力 なし
- 費用は比較的安い(目安:10〜20万円)
- 期間は短い(数日〜1週間)
使われる場面 - 相続した土地の“現状把握”
- 空き家の管理のために敷地を知りたい
- 建物の配置や駐車場計画のための寸法確認
- 将来の売却に備えて、まずは状況を知りたい
→ 目的は「現状を知ること」。売却や分筆には使えません。
🟩 ② 確定測量(かくていそくりょう)とは?
法的に有効な境界を確定する測量。
隣地所有者・道路管理者(市役所など)と立ち会い、正式に境界を決めて境界杭を打ちます。
特徴
- 隣地所有者の立会い 必須
- 境界杭を設置
- 境界確認書を取り交わす
- 法的効力 あり
- 売却・分筆・開発行為に必須
- 費用は高め(40〜100万円以上)
- 期間は長い(1〜3ヶ月以上)
使われる場面 - 土地を売却する前
- 相続で土地を分ける(分筆)
- 建替えや駐車場化で境界が必要
- 隣地との境界トラブルを解消したい
→ 目的は「境界を法的に確定すること」。売買契約書に添付できるレベル。
🔍 違いをひと目で比較
🏡 相続した土地の場合、どちらが必要?
✔ 売却予定がある → 確定測量が必須級
- 境界が曖昧だと買主がつかない
- 金額交渉で不利になる
- 後のトラブルを防げる
✔ まず現状を知りたいだけ → 現況測量で十分 - 空き家管理
- 相続人同士の共有状況の把握
- 将来の売却に備えた準備
(o^^o) ニコニコ不動産
代表者:宮里 徹 (宅建取引士)
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